2013.06.30更新
今日で6月も終わりですね
狂犬病の予防注射終わりましたか?
6月末までに注射しないと、今年度は接種していないことになります。
狂犬病予防法(→
こちら)違反は20万円以下の罰金対象になります。
未接種のわんちゃんはすぐに接種して下さいね。
(7月以降も接種できます。)
病気などで予防注射ができない場合は、行政に猶予願いを提出する必要があります。
わからない場合は、ご相談下さい。
投稿者: あやい動物病院
2013.06.29更新
投稿者: あやい動物病院
2013.06.28更新
院長です
うちのワンコのためにキャリーバッグを買いました
車に乗せる時にキャリーバッグがあるといいと思いまして・・・。
だっこしながら運転している人たまにいますが、危ないですよね
助手席や後部座席でおとなしくしている子も、ブレーキかけるところがったり
「何か良いのがないかな?」ってさがして、これにしました
シートベルトに固定できるのです(矢印)
これで運転に集中できます
投稿者: あやい動物病院
2013.06.27更新
以前にも書いたことがあるのですが、先日猫の血液型について聞かれたのでお話します
前回よりちょっとだけ詳しく
猫の血液型はA,B,ABの3種類です。
90%位はA型ですが、品種や生活地域により差があります。
シャム、トンキニーズ、バーミーズ、ロシアンブルーは100%A型です。
B型は10%弱で、AB型は非常にまれで1%未満といわれています。
原則的に異なる血液型は輸血ができませんが、緊急の場合はAB型の猫に他の血液型を輸血することは可能です。
一番危ないのはB型猫にA型の血液の輸血です
出産時にも血液型は重要です
もし母猫がB型の場合はA型子猫に授乳すると子猫が死んでしまうことがあります。
これは授乳により子猫に溶血(赤血球の破壊)がおきるからです。
これは母猫がB型で父猫がA型の交配は避けることで防げます。
また父親の血液型が不明で、B型の猫が出産したら、子猫がA型でないか確認が必要です。
もしこの組み合わせなら、母猫からひきはなして人工哺乳で育てる必要があります。
90%が同じ血液型では性格はわかりませんね
投稿者: あやい動物病院
2013.06.26更新
今日はモモちゃん(ビーグル)がACTH刺激試験を行いました。
ACTH刺激試験は副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の診断のための検査です。

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)とは、腎臓の近くにある副腎からホルモンが過剰に分泌される、シニア犬に多い病気です。
このホルモンは、全身の代謝にかかわるホルモンですが、過剰になると様々な問題が発生します。
症状は、飲水量や尿量が増えるのが特徴的で、毛が薄くなる、お腹が膨らんでくる、筋肉が衰えるなどがよくみられます。
また、糖尿病を誘発したり、免疫力の低下による感染症なども起こりやすくなります。
まず採血をします。
その後、副腎皮質を刺激する注射をします。
そして、しばらくしてから(普通60~90分後)採血をします。
注射前後のコルチゾールというホルモンの値を調べます。
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)では、注射後のコルチゾール値が異常に上昇することが多いのです。
投稿者: あやい動物病院
2013.06.25更新
投稿者: あやい動物病院
2013.06.24更新
昨日、「犬の痴呆の診断基準」をお話しさせていただきましたが、「猫の痴呆」についてご質問いただいたので、今日は「猫の痴呆」についてお話しいたします。
猫も10歳を超えた頃から認知症が増加し、15歳以上では50%以上の猫で1つ以上の行動障害が認められるそうです。
症状は基本的には犬の場合と同様で、昼夜の行動が逆転したり、寝てばかりいたり、徘徊をしたり、食べ物の嗜好が変わったり、排泄を失敗したりします。
迷子になったりすることもあるので、外に出る猫ちゃんはとくに気をつけた方がいいですね。
ただし、高齢猫に多い甲状腺機能亢進症の症状に似ていたり、症状があいまいなことも多いです。
犬のような診断基準というのは、聞いたことがありません。
総合判断で「痴呆症」と診断します。
投稿者: あやい動物病院
2013.06.23更新
最近はわんちゃんの平均寿命も長くなり、中には痴呆になる子もいます。
現在のところ痴呆症の根治は不可能ですが、症状の緩和や進行を遅らせることは可能です。
つまり早期の治療開始が重要で、そのためには早期の診断がたいへん重要です。
今日は、動物エムイーリサーチセンターの内野富弥先生によって作成された「犬の痴呆の診断基準」をお話します。
犬の痴呆の診断基準100点法
(それぞれの項目であてはまるものを選択して、点数を合計してください。)
食欲・下痢 |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.異常に食べるが、下痢もする |
2 |
3.異常に食べて、下痢をしたりしなかったり |
5 |
4.異常に食べるがほとんど下痢をしない |
7 |
5.異常に何をどれだけ食べても下痢をしない |
9 |
生活リズム |
点数 |
1.正常(昼は起きていて夜は眠る) |
1 |
2.昼の生活が少なくなり、夜も昼も眠る |
2 |
3.夜も昼も眠っていることが多くなった |
3 |
4.昼も食事の時以外は死んだように眠って、夜中から明け方に突然起きて動き回る。飼主による静止が可能な状態 |
4 |
5.上記の状態を人が静止することが不可能な状態 |
5 |
後退行動(方向転換) |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.狭いところに入りたがり、進めなくなると、なんとか後退する |
3 |
3.狭いところに入ると全く後退できない |
6 |
4.(3)の状態ではあるが、部屋の直角コーナーでの転換は可能 |
10 |
5.(4)の状態で、部屋の直角コーナーでも転換できない |
15 |
歩行状態 |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.一定方向にふらふら歩き、不整運動になる |
3 |
3.一定方向にのみふらふら歩き、旋回運動(大円運動)になる |
5 |
4.旋回運動(小円運動)をする |
7 |
5.自分の旋回運動になる |
9 |
排泄状態 |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.排泄場所をときどき間違える |
2 |
3.所構わず排泄する |
3 |
4.失禁する |
4 |
5.寝ていても排泄してしまう(垂れ流し状態) |
5 |
感覚器異常 |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.視力が低下し、耳も遠くなっている |
2 |
3.視力、聴力が明らかに低下し、何にでも鼻を持っていく |
3 |
4.聴力がほとんど消失し、臭いを異常に、かつ頻繁に嗅ぐ |
4 |
5.嗅覚のみが異常に敏感になっている |
6 |
姿勢 |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.尾と頭部が下がっているが、ほぼ正常な起立姿勢をとることができる |
2 |
3.尾と頭部が下がり、起立姿勢をとることがアンバランスでフラフラする |
3 |
4.持続的にぼーっと起立していることがある |
5 |
5.異常な姿勢で寝ていることがある |
7 |
鳴き声 |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.鳴き声が単調になる |
3 |
3.鳴き声が単調で、大きな声を出す |
7 |
4.真夜中から明け方の定まった時間に突然鳴き出すが、ある程度静止可能 |
8 |
5.(4)と同様であたかも何かがいるように鳴き出し、全く静止できない |
17 |
感情表出 |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.他人および動物に対して、何となく反応が鈍い |
3 |
3.他人および動物に対して、反応しない |
5 |
4.(3)の状態で飼い主にのみにかろうじて反応を示す |
10 |
5.(3)の状態で飼い主にも全く反応がない |
15 |
習得行動 |
点数 |
1.正常 |
1 |
2.学習した行動あるいは習慣的行動が一過性に消失する |
3 |
3.学習した行動あるいは習慣的行動が部分的に持続消失している |
6 |
4.学習した行動あるいは習慣的行動がほとんど消失している |
10 |
5.学習した行動あるいは習慣的行動がすべて消失している |
12 |
合計点30点以下・・・老犬の正常範囲
31点以上、49点以下・・・痴呆予備犬
50点以上・・・痴呆犬
痴呆予備犬、痴呆犬に当てはまる場合は、獣医師にご相談ください。
投稿者: あやい動物病院
2013.06.22更新
ホテルの常連さんのシャープ君
今日は日帰りです
お預かり中に爪切り、診察などをしています
投稿者: あやい動物病院
2013.06.21更新
投稿者: あやい動物病院