今年も残り数時間ですね。
今、年をまたいで検査機関で検査をしている病気についてお話したいと思います。
進行性網膜委縮(PRA)
ご存知でしょうか?
進行性網膜委縮とは遺伝性の眼疾患で、はじめは暗い所で物が見えづらいという症状からはじまり、徐々に進行し失明に至ります。
アイリッシュ・セッター、アメリカン・コッカー・スパニエル、ミニチュア・ダックスフント、トイ・プードルなどがかかりやすいといわれています。
確立した治療法はありません。
遺伝子の診断で「この病気をもっているか?」あるいは、「子どもに遺伝する要素があるか?」がわかります。
簡単に言うと、両親から1つずつ遺伝子をもらうんですが・・・
○を問題のない遺伝子、×をPRAの遺伝子とすると3つの組み合わせになります。
1.○○ クリアー:問題なし。
2.○× キャリアー:遺伝子は持っていますが、発症しません。
3.×× アフェクテッド:PRAです。
両親のどちらかがクリアーならPRAの子どもは生まれません。
両方がアフェクテッドなら100%PRAです。
キャリアーとアフェクテッドの組み合わせなら50%の確率でPRA。
キャリアーどうしなら25%の確率になります。
理論的にはこうなるんですが・・・
遺伝子の変異によって検査結果がクリアーやキャリアーのわんちゃんがPRAになることがあります。
2011.12.30更新
お世話になりました。
動物看護士の青木(旧姓田中)です。
今日は私事ですが、退職のご挨拶をさせていただきます。
約8年間、多くの方に助けられ、今日まで勤めることができました。
今年5月に結婚し、今日で退職となります。
ありがとうございました
病院に来てくれるみんな
の笑顔や、ご機嫌の顔も大好きだけど、がんばってくれる姿、困った顔、泣いた顔も全部かわいくて、毎日いろいろな表情をたくさん見られることは、とても幸せでした。
みんなに会えなくなってさみしくならないように、できるだけたくさんの子の顔や毛の感触、肌触り、暖かさを忘れないように、自分の心の中にたっぷり詰め込みました
今までたくさん癒してもらいありがとうございました。
そして、これからも思い出して癒させてくれる事にありがとうございます

今日は私事ですが、退職のご挨拶をさせていただきます。
約8年間、多くの方に助けられ、今日まで勤めることができました。
今年5月に結婚し、今日で退職となります。
ありがとうございました

病院に来てくれるみんな


みんなに会えなくなってさみしくならないように、できるだけたくさんの子の顔や毛の感触、肌触り、暖かさを忘れないように、自分の心の中にたっぷり詰め込みました

今までたくさん癒してもらいありがとうございました。
そして、これからも思い出して癒させてくれる事にありがとうございます


投稿者:
2011.12.29更新
今年も残りわずかですね。
今年も残りわずかですね
みなさん大掃除は終わりましたか?
病院も年末の大掃除
とはいっても、なかなか出来ないので、中旬頃より診察の合間をみてやってます
本日より午前診療になりますが、31日まで午前の診療はしています。
1日、2日はお休みさせていただきますが、3日、4日も午前の診療はします。
今晩は、忘年会です

みなさん大掃除は終わりましたか?
病院も年末の大掃除

とはいっても、なかなか出来ないので、中旬頃より診察の合間をみてやってます

本日より午前診療になりますが、31日まで午前の診療はしています。
1日、2日はお休みさせていただきますが、3日、4日も午前の診療はします。
今晩は、忘年会です

投稿者:
2011.12.28更新
今年最後の手術
今年最後の手術(予定)のチャコちゃんです。

これから、避妊手術なんですが・・・
チャコちゃんビビってます
明日から午前診療(13時まで)なので、年内の予約の手術は最後です。
緊急手術が入らなければ、今年最後の手術になります。
チャコちゃんは今晩、飼主さんがお迎えに来ます。
これから、避妊手術なんですが・・・
チャコちゃんビビってます

明日から午前診療(13時まで)なので、年内の予約の手術は最後です。
緊急手術が入らなければ、今年最後の手術になります。
チャコちゃんは今晩、飼主さんがお迎えに来ます。
投稿者:
2011.12.26更新
三毛猫のオスはほとんどいません!
三毛猫のオスはほとんどいません
三毛猫の中でオスは1,000頭に1頭くらいです。
三毛猫のオスはなぜ少ない?
結構ややこしいんですよね
読みたい人だけ読んでください
毛色というのは遺伝子によって決まります。
遺伝子は染色体というものの上にあり、この遺伝子はこの染色体のここというように決まった場所があります。
猫の細胞一つには38本の染色体が19のペアを作っています。(人は46本23対です。)
子どもは父親と母親から19ずつの染色体を受け継いでペアを作ります。
染色体のうち18対は常染色体というもので同じ形のものがペアになります。
つまり、遺伝子も両親から原則的には1つずつ受け継ぎます。
残りの1対が性別を決定するXY染色体というものなんですが、XとYの形が違うんです。
XXがメスで、XYがオスです。
そして毛色を決定する遺伝子のうち、オレンジ(茶色)を決定する遺伝子というのはX染色体の上にしかないんです。
三毛猫はこの遺伝子がOoという組み合わせじゃないといけないんですが・・・
メスはOO、Oo、ooの3通りがあるんですが、オスはOもしくはoにしかならないので、基本的には三毛猫にはならないようになっているんです。
では、なぜオスが生まれるのでしょうか?
ひとつはクラインフェルター症候群というXXYという染色体をもつオスが生まれることがあります。
この染色体のXXの部分にOoという遺伝子があればいいのです。
クラインフェルター症候群の三毛オスが生まれてくる確立は3万分の1といわれています。
このオス猫は通常繁殖能力を持ちません。
その他にも、一つの個体の中で遺伝的に異なる細胞が混在する場合(モザイクといいます)、遺伝子乗り換えによりオレンジを決定する遺伝子がY染色体に乗り移った時にも三毛猫のオスが生まれることがあります。
この場合は繁殖能力をもつことがあります。
ただし、この三毛オスから三毛オスが生まれる確率は高くなりません

三毛猫の中でオスは1,000頭に1頭くらいです。
三毛猫のオスはなぜ少ない?
結構ややこしいんですよね

読みたい人だけ読んでください


遺伝子は染色体というものの上にあり、この遺伝子はこの染色体のここというように決まった場所があります。
猫の細胞一つには38本の染色体が19のペアを作っています。(人は46本23対です。)
子どもは父親と母親から19ずつの染色体を受け継いでペアを作ります。
染色体のうち18対は常染色体というもので同じ形のものがペアになります。
つまり、遺伝子も両親から原則的には1つずつ受け継ぎます。
残りの1対が性別を決定するXY染色体というものなんですが、XとYの形が違うんです。
XXがメスで、XYがオスです。
そして毛色を決定する遺伝子のうち、オレンジ(茶色)を決定する遺伝子というのはX染色体の上にしかないんです。
三毛猫はこの遺伝子がOoという組み合わせじゃないといけないんですが・・・
メスはOO、Oo、ooの3通りがあるんですが、オスはOもしくはoにしかならないので、基本的には三毛猫にはならないようになっているんです。
では、なぜオスが生まれるのでしょうか?
ひとつはクラインフェルター症候群というXXYという染色体をもつオスが生まれることがあります。
この染色体のXXの部分にOoという遺伝子があればいいのです。
クラインフェルター症候群の三毛オスが生まれてくる確立は3万分の1といわれています。
このオス猫は通常繁殖能力を持ちません。
その他にも、一つの個体の中で遺伝的に異なる細胞が混在する場合(モザイクといいます)、遺伝子乗り換えによりオレンジを決定する遺伝子がY染色体に乗り移った時にも三毛猫のオスが生まれることがあります。
この場合は繁殖能力をもつことがあります。
ただし、この三毛オスから三毛オスが生まれる確率は高くなりません

投稿者:
2011.12.25更新
カンナちゃん元気です!(カンナちゃん13)
みなさん、カンナちゃん1か月ぶりの登場です
今のところ肥満細胞腫の再発もなく、元気いっぱいです。
抗がん剤の内服はあと2ヶ月の予定です。

クリスマスプレゼントのガムをもらって、夢中で食べているので、目がうつろです

今のところ肥満細胞腫の再発もなく、元気いっぱいです。
抗がん剤の内服はあと2ヶ月の予定です。

クリスマスプレゼントのガムをもらって、夢中で食べているので、目がうつろです

投稿者:
2011.12.24更新
メリー・クリスマス
メリー・クリスマス
ということで、今日はトナカイについてお話したいと思います。
トナカイは哺乳網偶蹄目シカ科トナカイ属に分類されます。
シカの仲間なんですね。
体長は1.2~2.2m、肩高0.9~1.4m、体重は60~300kg
北極圏に生息し、草食性の強い雑食性です。
シカ科で唯一オス・メス共に角をもちます。
角は1年のサイクルで季節によって抜け落ち、生え変わります。
蹄が大きく雪積もったところを歩くのに適しています。
時速80km位で走れるそうです。
古くから家畜化されていて、食用、乳用、毛皮用、そりを引く使役に使われていました。
ちなみに赤い鼻のトナカイは、私の知る限りサンタクロースのそりを引く9頭のトナカイのうちの一番先頭にいるルドルフただ1頭だけです

ということで、今日はトナカイについてお話したいと思います。
トナカイは哺乳網偶蹄目シカ科トナカイ属に分類されます。
シカの仲間なんですね。
体長は1.2~2.2m、肩高0.9~1.4m、体重は60~300kg
北極圏に生息し、草食性の強い雑食性です。
シカ科で唯一オス・メス共に角をもちます。
角は1年のサイクルで季節によって抜け落ち、生え変わります。
蹄が大きく雪積もったところを歩くのに適しています。
時速80km位で走れるそうです。
古くから家畜化されていて、食用、乳用、毛皮用、そりを引く使役に使われていました。
ちなみに赤い鼻のトナカイは、私の知る限りサンタクロースのそりを引く9頭のトナカイのうちの一番先頭にいるルドルフただ1頭だけです


投稿者:
2011.12.23更新
乳歯遺残

わんちゃんやねこちゃんは通常、6~7カ月で乳歯から永久歯に生え変わります。
乳歯遺残とはその時期を過ぎても乳歯が抜けないことです。
乳歯遺残があると咬み合わせが悪くなったり(不整咬合といいます)、永久歯と乳歯が密接しているので、その間に歯垢と歯石が沈着しやすく、歯周病になりやすくなります。
写真はだ円が遺残している上顎の乳犬歯です。青矢印は下顎の永久歯の犬歯ですが、咬み合わせるスペースがなく、第3切歯(赤矢印)を押して変位させています。
一般に乳歯と永久歯が同時に見られて2週間以上経過した場合は乳歯の抜歯がすすめられます。
投稿者:
2011.12.22更新
クリスマスプレゼント追加しました!
クリスマスプレゼントのベジタルチュウ
先着100
様分終わっちゃったんですが・・・
なるべく多くの子にあげたいので・・・
追加しました

レオン君です
来週前半までプレゼント継続します
食餌制限のある子、ねこちゃんはごめんね

先着100

なるべく多くの子にあげたいので・・・
追加しました


レオン君です

来週前半までプレゼント継続します

食餌制限のある子、ねこちゃんはごめんね


投稿者:
SEARCH
ARCHIVE
- 2022年12月 (1)
- 2022年10月 (1)
- 2022年09月 (4)
- 2022年08月 (5)
- 2022年03月 (1)
- 2021年03月 (1)
- 2021年01月 (1)
- 2020年08月 (1)
- 2020年04月 (4)
- 2020年03月 (2)
- 2019年12月 (1)
- 2019年10月 (2)
- 2019年09月 (4)
- 2019年08月 (3)
- 2019年06月 (2)
- 2019年04月 (1)
- 2019年03月 (1)
- 2019年02月 (3)
- 2018年12月 (3)
- 2018年11月 (2)
- 2018年10月 (1)
- 2018年09月 (6)
- 2018年08月 (1)
- 2018年07月 (1)
- 2018年06月 (1)
- 2018年05月 (2)
- 2018年04月 (2)
- 2018年03月 (2)
- 2018年02月 (3)
- 2018年01月 (2)
- 2017年12月 (2)
- 2017年11月 (1)
- 2017年10月 (2)
- 2017年09月 (4)
- 2017年08月 (2)
- 2017年07月 (10)
- 2017年06月 (4)
- 2017年05月 (1)
- 2017年04月 (4)
- 2017年03月 (6)
- 2017年02月 (2)
- 2017年01月 (5)
- 2016年12月 (5)
- 2016年11月 (4)
- 2016年10月 (6)
- 2016年09月 (4)
- 2016年08月 (8)
- 2016年07月 (10)
- 2016年06月 (7)
- 2016年05月 (3)
- 2016年04月 (5)
- 2016年03月 (9)
- 2016年02月 (8)
- 2015年12月 (7)
- 2015年11月 (8)
- 2015年10月 (13)
- 2015年09月 (7)
- 2015年08月 (13)
- 2015年07月 (11)
- 2015年06月 (12)
- 2015年05月 (11)
- 2015年04月 (13)
- 2015年03月 (13)
- 2015年02月 (13)
- 2015年01月 (15)
- 2014年12月 (13)
- 2014年11月 (15)
- 2014年10月 (21)
- 2014年09月 (16)
- 2014年08月 (18)
- 2014年07月 (13)
- 2014年06月 (23)
- 2014年05月 (21)
- 2014年04月 (25)
- 2014年03月 (24)
- 2014年02月 (23)
- 2014年01月 (24)
- 2013年12月 (31)
- 2013年11月 (30)
- 2013年10月 (31)
- 2013年09月 (30)
- 2013年08月 (31)
- 2013年07月 (31)
- 2013年06月 (30)
- 2013年05月 (31)
- 2013年04月 (30)
- 2013年03月 (31)
- 2013年02月 (28)
- 2013年01月 (31)
- 2012年12月 (31)
- 2012年11月 (31)
- 2012年10月 (31)
- 2012年09月 (31)
- 2012年08月 (31)
- 2012年07月 (31)
- 2012年06月 (30)
- 2012年05月 (31)
- 2012年04月 (30)
- 2012年03月 (31)
- 2012年02月 (29)
- 2012年01月 (31)
- 2011年12月 (31)
- 2011年11月 (30)
- 2011年10月 (30)
- 2011年09月 (30)
- 2011年08月 (31)
- 2011年07月 (31)
- 2011年06月 (30)
- 2011年05月 (23)
- 2011年04月 (2)